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「駆けぬけた奇跡」が文庫に

実質的な創部からわずかな期間で天皇杯決勝まで登りつめた永大産業サッカー部の奮闘を描いた「駆けぬけた奇跡」が、「歓喜の歌は響くのか」という書名で文庫になりました。他社の商品ですが、いい話なので、オススメです。

自費出版の原作を、弊社で編集し直した際、追加取材に同行させていただきました。
「平生」
そこには昔、天皇杯で準優勝したチームがあった証しがたくさんありました。
ユニホームと同じ赤と黒に塗られたスタンドのあるグラウンド。筋トレ用のトレーニングルーム。海に面した寮・・・。すべてがチーム専用の施設なのです。Jリーグでも専用の練習グラウンドを持たないクラブもあるというのに、1970年代、日本リーグの時代にここまで揃えていたチームがあったことに驚かされました。
選手として活躍した人、チームを支えた町の人、サッカーの楽しさを教えてもらったかつての子供。いろんな立場の人の話を聞かせていただきました。その内容は本書に書かれていますので割愛しますが、平生という瀬戸内海に面した小さな町全体がサッカーを中心に回っていたのは間違いありません。始まりは完全な企業チームでありながら、最終的には平生をホームタウンにしたチームになったのでした。

文庫本「歓喜の歌は響くのか」として、再び陽の目を見ることをうれしく思います。

日刊スポーツ出版社・営業部